これからの銘仙を考えました。

昨日は秩父銘仙の話をしました。
以前にテレビで、再び銘仙を織り始めた地方が取り上げられていました。
でもまだ実物に出会ってません。

10月に日本橋で「きものサローネ」という催しがあり
各地の織物や染め物が出品されていました。
着物や帯だけでなく、インナーからアクセサリーまで
数多くの作品が並んでいました。

画像


ただ残念な事に、銘仙らしき物を見つける事は出来ませんでした。
着物女子の間で人気のある銘仙
復活したのだから、もっと盛り上がっても良いと思いますが何故?
私たちには分からないので、これも先輩に聞いて見ましたら
いきなり違う方向から聞かされました。

東京圏の染色家で構成されている組合があるよね。
毎年、展示発表会が開催されるけど、それを観に行ってるでしょ?。

以前は斬新さを競うように作品が並んでいたけど
最近は、やや平凡な作品が多くなってきているし
参加人数も減っているよね。

まぁなぁ・・和服が激減しているから仕方のない事なのだけど
いわゆる競争原理が働かず、何となく虚無感すら漂っている。

銘仙もそれに似ていて
何軒かの機屋さんがこぢんまりと機織りを始めても
着物を着る人が魅力に思う作品がまだ少ないんだと思う。
多分だけど、復刻版が多いのじゃないかなぁ。

機屋さんが複数有って、その中のカリスマ的な機屋さんが
斬新なデザイン(配色や柄)の作品を織って、
それが話題になり、飛ぶように売れたとする。

そうすると別な機屋さんが、オレだって!と
斬新な物を工夫する。
そうやって切磋琢磨する環境にならないと
良い物が中々できないんだろうね。

かつての銘仙だって、目千(めせん)とか呼ばれ
細い絹糸を使った縞模様が多かったと聞いている。

その機屋さんの中で、何をとち狂ったか
妙な色柄を織った人が居たか
または、大手業者さんから、こんなの出来ないかとリクエストが来たか。
いずれにしても、今までにない物が織り上がり
それが評判になって、ブームに火が付いたんだと思うよ。
そうなると、皆が競い始める。

商売として儲かりたいという気持ちは大いにあるだろうけど
矢張り創作者としてのプライドもあり、競争になるんだね。

だから、これからの銘仙も本当に頑張らないと難しい。
品質が保てるのなら、デザイン力が必要だろうなぁ。

確かに、魅力的な色・柄の作品が出来ないと
着たいと思いません。
これからも頑張って欲しいと願います。

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