国立博物館の「きもの」を観た時の、爺ちゃんの落ち込みようと言ったら(笑)

上野の東京国立博物館で「きもの」展が8/23まで開催されています。
新コロナウィルスの影響で4月開催が延びた物です。
見学も日にちと時間を予約しないと入れません。
ITに馴れない爺ちゃんは四苦八苦して
それでも今日(13日)の14:30からを予約し
二人で観に行きました。
見学時間は強制ではないのですが90分を目安でとの事
出品作品の数が多いので、
出来れば120分は欲しいと思いつつ入館しました。
入館する時に、係の人も予約制に馴れていなく
戸惑いながら?の対応に(大変だわねぇ)と、係の人に感謝。
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予約制だけの事が有って、館内はほど良い混み具合
ですからゆっくり観られます。

(これからも予約制にして欲しいわ)
心からそう思いました。

展示作品はその時代の技術の粋を尽くした作品たち
それらが時代別に展示されていて素晴らしかったです。

時代は江戸に移り
いよいよ糸目友禅の登場となりました。

爺ちゃんの目つきが変わります。
館内では話をしないように
そう言われているのに


おう、この大胆不敵な構図を見ねぇよ
この草木の動きを見てみろや
糸目の感じを見ろ
木の葉の差し方を覚えておけよ。

作品の一つ一つ毎に、私に何か言います。
勿論、ささやくような小声でですけど

ご婦人の二人連れが友禅を見ながら
「こんなの今でも出来るのかしら?」
ささやく様な声でお話してるのを小耳に挟み

「悔しいが出来ねぇっす。」
ささやく声で答えてました。

そしてお目当ての尾形 光琳作の「冬木小袖」
爺ちゃんは言葉を失ったように
しかも食い入るように作品を見つめます。

他に火消し半纏を見ながら
この生地が欲しいとつぶやきます

時代が明治期に入ると

「何か作品が薄っぺらに感じるぜ。
化学染料のせいかなぁ・・。」


この辺は見知っている作品が多いので
ざっと見て回りました。

最後は「きもの未来?」でYOSHIKIMONO

「まぁ、これはこれで着物だな。
尤も、オレにゃ創るのは無理だがな。」

あっと言う間の90分でした。

「今回は図録を買う!。」

いつもは「記憶にとどめる」と言い
図録には余り興味を示さない爺ちゃんが
珍しく、自分から図録を買い求めました。


仕事も凄かったけどよぉ
生地などの素材も凄かったなぁ。

しかし何だな、あんだけの作品を保存・補修するのもテェヘンだろうなぁ。

糸目なぁ・・真糊(まのり)だぜ、真糊。
糸目を置くのもテェヘンだろうが、
地入(じいれ)もテェヘンだったろうなぁ。

あれだけの仕事を出来るがしねぇってのと
出来ねぇってんじゃ、天と地ほどに違うぜ。

いやぁ、負けた負けた。

※地入とは、糸目を生地に食い込ませる事と
友禅が糸目からはみ出ない様に、生地全体に糊剤(この頃は豆汁)を塗る事です。

笑いながら喋る爺ちゃんの
悔しそうな、情けなさそうな顔ったらなかったです。
いつも江戸期などの「きもの展」を観ると、落ち込む事が多い爺ちゃんが、今回は特に落ち込んでいましした。

見学を90分ぴったりで終えて
図録などの買物をして、国立博物館を出たのが16:30頃

上野駅に向かって歩いている時に
ぽつりと大粒の雨粒が爺ちゃんの頭に掛かりました。

あと10分もしたら激雨になるから早く歩け!

爺ちゃんの叱咤激励の下に駅に入り
電車に乗って鶯谷に着く前に
ドカーン・バリバリと雷鳴と共に激雨

目白を過ぎる頃は「狐の嫁入り」状態
これが西武線に乗っても暫く続き
目的駅で降りる時は、地面は水たまりが出来てましたが、雨はやんでいました。

爺ちゃんは傘を持って出なかったので良かったです。




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